仁志が入団するランカスターとは

2010年 3月 13日 01:51 by bigD

仁志敏久二塁手が契約合意したランカスター・バーンストーマーズについて少し調べてみた。
※バーンストーマー=旅芸人

監督はセントルイス・カージナルスなどで活躍したトム・ハー。俊足好打の二塁手であったハーは、カージナルスがワールドシリーズに進出した1985年には打率.302、8本塁打110打点31盗塁の好成績でオールスターにも選出。ひとケタ本塁打で100打点以上をあげた珍記録の持ち主として有名だ。この時期のカージナルスは、土井正三氏が理想のチームと語ったホワイティ・ハーゾグ監督のスピード野球が持ち味で、強打者が少なかったため出た記録だ。

マスコットの Cylo も仁志の入団を喜んでいる模様

マスコットの Cylo も仁志の入団を喜んでいる模様 - Credit: Flickr user Tom in NYC (licensed under Creative Commons))

投手コーチはハーとともにカージナルスでプレーし、1985年に18勝を挙げたダニー・コックス。打撃コーチは2000・2001年にボストン・レッドソックスに在籍し、翌年に福岡ダイエーホークスで1シーズンを過ごしたモーガン・バークハートの弟である、ランス・バークハート。

選手は現時点で14名しかロースターに載っていないが、何名かピックアップをしてみよう。

まずは監督の息子、アーロン・ハー。2000年のドラフトでアトランタ・ブレーブスから1巡目で指名されたアーロンは、父親と同じ二塁手で、2005年にはダブルAで打率.298、21本塁打の好成績を残している。2007年にはトリプルAで19本塁打、83打点をあげ、オールスターにも選出されていたが、足のけがで解雇され、2009年はランカスターでプレーしたようだ。

次は、ミネソタ・ツインズなどで活躍したゲイリー・ガイエティ三塁手の息子、ジョー・ガイエティ外野手。こちらも2006年までは順調に成長していたようだが、その後は怪我などでリリースを繰り返されている。

なかなか趣のある球場

なかなか趣のある球場 - Credit: Flickr user JoelBischoff (licensed under Creative Commons))

外野手ではもう一人、2006・2007年に千葉ロッテ・マーリンズに在籍したマット・ワトソンがいるようだ。ワトソンは地元ランカスター出身。独立リーグでは、プロ入りレベルにまでは達していない地元の高校野球のスターが、そのまま入団ということも珍しくなく、地元選手の人気は絶大。ワトソンへの声援は大きいであろう。

メジャー経験者では、ティム・ハムラック投手や、2002年にカージナルスで11勝をあげたジェイソン・サイモンタッキ投手も在籍している。スプリングトレーニングが進む中で、カットされたベテランなども随時加入してくると思われるので、チェックしていると面白いかもしれない。

【公式球団サイト】Lancaster Barnstormers – Lancaster, PA Baseball

なお、下記は明らかな間違い。

昨季16勝を挙げたエンゼルスのエース右腕ウィーバーも同リーグでの活躍が認められ、ドラフト指名された。
仁志 米独立リーグ入り!基本合意に達する(野球) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

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  • 背番号8
    スポニチの記事は
    どこが間違ってるんですか?
  • ジェレッド・ウィーバーはエンゼルスに2004年のドラフト1巡目で指名されましたが、契約交渉が難航していました。代理人のスコット・ボラスはJ.D.ドリューのように、独立リーグでプレーさせながら次年のドラフトを待つという素振りを見せつつ、エンゼルスとの交渉を続け、最終的には2005年のドラフト1週間前に、エンゼルスとウィーバーは契約に合意したのです。
    ですからウィーバーは独立リーグに在籍はしましたが、1試合も投げていません。


    また、基本的に独立リーグに属している選手は、メジャー球団から契約解除された、もしくはドラフトにかからなかった選手なので、そこで活躍してドラフト指名されると言う事もありません。
    独立リーグで活躍して、メジャー配下に移る際には、選手の保有権を買い取ると言う形になります。

    ですので、スポニチの記事には2つの間違いがあると言う事ですね。
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